2020/12/19
冷え性は自律神経も関係している!!
ここ最近、急激に寒くなり体の冷えを感じる方が多いと思います。
そもそも冷え性の根本的な原因は血行不良です。
私たちの体は、血液の流れを調節することで体温を一定に保っています。
特に手足は心臓から遠いため血流が届きにくくなり冷えやすくなります。
冷え性の主な原因は
● 体を温める食事をしていない
● 運動不足で筋肉が足りない
● 暖房のつけすぎで体が体温を調整できなくなっている
● 女性ホルモンの乱れ
でも、これだけではありません。
ストレスが冷えを起こすという説があるのです。
その理由は、血流をコントロールする自律神経の乱れにあります。
ストレスが蓄積されると自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過剰にはたらいてしまい
血管が収縮するだけでなく、免疫機能を担う白血球が酸化し、血流がどろどろになってしまいます。
その結果、血行が悪くなり冷えやすい体内環境をつくりあげてしまうのです。
血行不良は筋肉を硬直化させます。筋肉が硬くなるとますます血行が悪くなるので血液が体中に行き渡らなくなり、冷え性を悪化させてしまいます。
また、手足の冷えを感じること自体も大きなストレスの原因になります。
こうした冷えのスパイラルが続くと、さまざまな健康障害を引き起こす可能性が高くなります。
まず冷えは、足や顔などのむくみの原因となります。
これは血行不良により体内の老廃物を運ぶリンパ液の流れが悪くなり、部分的に体液が溜まってしまうためです。
特に女性はリンパ液の流れが滞ると、老廃物と脂肪細胞が結合しセルライトがつきやすくなってしまいます。
また、免疫や自然治癒力が低下するため、風邪を引きやすくなったり、自律神経の乱れにより
疲労や頭痛が起こるなどの症状が現れます。
「冷え」は百害あって一利なし。
放っておくと取り返しのつかないことになりかねません。
たかが冷え性と油断することなく、意識的に血行の改善をはかり、負のスパイラルを断ち切りましょう、!!